病院の話、あれこれ

 新しく台中に引っ越してくる日本人のお友達が最初に心配することのひとつが、病院のこと。もちろん私もいちばん最初に確認したことのひとつでした。特に子供がいると予防接種もあったり、急な病気でかかることも予想されますからネ。でも心配ご無用。台中には日本語の通じる病院もちゃんとあります。

 いちばん大きくて多くの日本人がお世話になっているのは大里というところにある仁愛醫院(日本語サイトはこちらをクリック→)。大きな総合病院で、どの科にかかるときも日本語のできる通訳さんが付き添ってくれます。私も初めて子供の予防接種で行ったときには、タクシーを降りた場所から最後の会計窓口までずっと通訳さんが付き添ってくれて、大助かりでした。特に引っ越してきたばかりの頃は、言葉も全くわかりませんから、ありがたい気持ちでいっぱいになったものです。あまりにも丁寧に対応してくれるので、台湾生活に慣れてきてからは風邪程度で通訳さんの時間をとらせるのが申し訳なく(かと言って、通訳を断わって先生の話を聞ける勇気も語学力もなく)、家から歩いて行けるクリニックで済ませたりしています。もちろんそこでは日本語は通じないのですが「熱は×△度」とか「咳」とか「鼻水」程度がわかれば十分だし、最悪紙に書いていけばたいていのことはわかるのが漢字の国の便利なところ。大里は台中の隣の市ですが、タクシーで20分ほどかかるので、病気の子供を連れ歩くよりは近所の方がいいですしね。私を含め台中に住んでいる日本人の方はみんな、症状や程度によって病院をf0222454_145274.jpg使い分けているようです。医療レベルは日本に比べても遜色ないと聞きますが、私の感じる限りは特に心配はいらない気がします。病院の様子も日本ととても似ていて、診察が終わって会計の後薬局に行くのも同じ。日本と違うのは診察券がないことくらい?!台湾の病院はどこでも診察券というものがありません。健康保険証があればいいので、いろんな病院の診察券でお財布がいっぱいにならないので便利です。

 駐在員とその家族は、会社にもよりますが年に1度健康診断の費用を会社が負担してくれることが多いようです。その際にも大里の仁愛醫院に行く人がほとんど。半日かかる詳しいものから、1時間程度で終わるものまで、検査の項目によりコースもいろいろ選べます(会社で負担してくれる場合は選べなかったりするかもですが)。私が台湾で最初に受けた健康診断は、とても詳しく調べてくれるコースだったので(会社の総務の人が予約してくれたので当日まで知らなかった)、内臓の検査以外にも視力、聴力、歯の検査もあったし、日本では受けたことがないような鼻のファイバーまで体験できちゃいました。健診の結果も日本語に訳した書面でいただけるので、安心です。

 ところで。ワタクシゴトですが、今年も3月に仁愛醫院で健診を受けたのですが、子宮頸癌健診でひっかかってしまい再検査になってしまいました。ここに書いているくらいなので、再検査の結果は大丈夫だったのですが、結果が出るまでの1週間はヘビの生殺し状態で生きていました。あぁよかった。
 今回、再検査にあたって、子宮頸癌の再検査に全身麻酔を使用すると聞いてちょっとびっくりでした。私、なにげに医療事務の資格など持っていて、病院でアルバイトしていた経験があるので、病名や検査についてちょっとだけ知識があるのですが、日本では全身麻酔までは使わないような・・・帝王切開だって半身麻酔なのにね。もともと生みの苦しみには耐えるものだというのが日本人ですが、台湾では「なぜわざわざ痛い思いを?」と考えるみたい。もちろんビビりの私「日本では麻酔なんてしないので結構です」とかっこよく断れるはずもなく、「痛くないならその方がいいや」と郷に入っては郷に従え。思いもかけず全身麻酔体験してきました。今回の麻酔は全身といっても30分ほどで目が覚める簡単なものだったのですが、麻酔をともなうと検査ではなく手術にカテゴライズされるため、手術着に帽子姿、コンタクトも外されて手術室に運ばれるという、日本でもなかなか遭遇しないピンチっぷりでした。あぁ、ほんと、健康ってありがたいですネ。

f0222454_1418575.jpg そして最後にもうひとつビックリ。もともと台湾の医療費は安いなぁと感じていたのですが、全身麻酔で検査をしたのにもかかわらず、お値段はたったの240元(約720円)。検査前の問診のときとほとんど変わりませんでした。どういう計算になっているのかわかりませんが、台湾の医療費はほんとに良心的だなぁ。そしてそんなに安いなら病院はものすごーく混みそうなものですが、案外そうでもないのも不思議。
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by sara-taiwan | 2013-04-23 23:10 | 台湾で暮らす
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