台湾の結婚披露宴はすごーくアットホームだった!

 今日はダンナ様の会社の部下の女性の結婚式ということで、家族3人で披露宴にご招待していただきました。幸運なことに私は香港の結婚披露宴にも出席させていただいたことがありまして、日本や香港とどう違うのか、今日の日を新郎新婦に負けないくらいとっても楽しみにしていたのデス。
 ところで、海外に住むと困るのが「冠婚葬祭の常識がわからない」ということ。先日ダンナ様はお葬式にも参列したのですが、見よう見まねで乗り切ったそうですし。香港の時と同様、昨日まで「なにを着て行ったらいいか?」ということでものすごーく悩んでいたワタクシ。台湾の結婚式のタブーについて中国語の先生にいろいろ質問したり(私っていつもテキストと関係ない質問ばかりしている困った生徒なのです)でしたが、心配は無用でした・・・結論から言うと、台湾の披露宴は香港の披露宴以上にラフだったのです。

f0222454_0172394.jpg 披露宴会場で席につくと(テーブルは決まっていたようですが、席は適当みたいでした)、テーブルの上には台湾ビールのコップ(グラス、ではなくコップ)とお皿と紙ナフキンがセッテイングされていました。飲み物はセルフサービスで。10人用のテーブルにはそれぞれ紙パックのお茶やペットボトルのジュースが置いてあり、アルコールは白酒(アルコール度数のメチャメチャ高い中国の焼酎)のみ。別途頼めばビールなども持ってきてもらえるようでしたけどネ。f0222454_0175092.jpg氷はプラスチックの器に入れておいてあり、各自コップに入られるように同じくプラスチックのレンゲが添えてありました(案の定途中で溶けちゃってよくわからない器になってました)。なんだか小学校のクリスマス会みたいなテーブルだっ!ゲストの服装はいろいろで、日本の結婚式のようにオシャレをしている人がいるかと思えば、ポロシャツのおじさんがいたり。このへんは香港と同じでした。

f0222454_024749.jpg そうそう、香港の結婚披露宴と言えば、新郎新婦が入場するまではゲストが麻雀をして待つ、というのが常識だったのですが、台湾ではこういうしきたりはないそうです。それでもなんとなくみんなが座った頃になんとなく始まって、新郎新婦が入場。と同時にお食事スタート。開始予定時刻を大幅に遅れていますが気にしない。新郎新婦は途中中座してお色直しもしましたが、みんなそんなに気にすることもなくお食事を続け、気がつけば「あ、新郎新婦いない・・・中座したのかな?」みたいな感じ。

f0222454_02557100.jpg さて、披露宴のお料理は中華料理のフルコース全12品。でも、披露宴だからといって日本の披露宴のフルコースのように格式ばったことはほとんどなく、香港の子豚の丸焼きのように華々しいお料理があることもなく、お料理はウェイターさんが取り分けてくれることもなく、普通にお店に行って大勢でわいわい中華料理を食べている感じでした。それでもお皿には造花(非常に安っぽい感じのするヤツですが)が飾られていたりしたので、やっぱり今日は特別豪華なお料理だったのかも。お品書きは各テーブルに1枚おかれているだけでしたので、急いで&ちゃっかり写真を撮らせていただきました。

f0222454_8584384.jpg 「子孫慶満堂」は揚げパンのような鈴ケーキのような一口サイズの丸いお菓子(それとも前菜??)。台湾の結婚式のお料理には紅白の湯圓(白玉だんご)が必須と聞いたことがありますが、たぶんこれがそうだネ!たしかに色が紅白になってました。

f0222454_8591759.jpg 右は前の盛り合わせ。お刺身や黒豆、ロブスター、それから台湾ならではのからすみなどなど。おめでたいときに食べるものなのでしょう。ロブスター(いちばん右)の上にはマヨネーズてんこ盛り(台湾のマヨネーズは少し甘みの強いものが多くて、日本人のお友達は苦手なことが多いです)。そしてトッピングはカラフルなチョコスプレー(細長くて小さい粒のチョコレート)!香港f0222454_16545293.jpgではなにかにつけてとびっこをトッピングすることが多かったのですが、台湾では何にでもやたらとチョコスプレーがかかっていることが多い!お寿司にもかかっていることがあります。

 続いて香港式のフカヒレ煮込みをカセットコンロで。小さいけどフカヒレがゴロゴロ入ってマス。それにしても結婚式でカセットコンロ!新しいかも。


f0222454_0203147.jpg メニューとは順番もところどころ違ってお次は干し貝柱たっぷり炒飯。これもちょっと香港を思い出す味でした。テーブルが大きくなくて、どんどんたいらげないと次のお皿が置けなくなるくらいだったのですが、ウェイトレスさんが「これ、もう食べないの?」みたいなことを聞いて(たぶん)お皿をさげたf0222454_0242380.jpg後、残った炒飯をビニール袋に入れてテーブルの上にパサっと置いたのでした。ビバ!台湾!これは数分の話し合いにより、お一人様がお持ち帰りしていました(私たちには参加する語学力なし!別に欲しくなかったけどサ)この後のお料理も残ればビニールでお持ち帰りの形式が続き、各テーブルもめることもなく残らずお持ち帰りしていた模様。

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 その後もお料理は怒涛のように運ばれ、ひたすら食べる私たち。こちらはラム肉の炒め物と豚肉の炒め物。
f0222454_0342771.jpgf0222454_0352797.jpg 再び登場のカセットコンロで海老の蒸し物。海老の下には岩塩が敷いてありました。それから魚のフライ。
f0222454_0334042.jpgf0222454_0355727.jpg 続いてモツ煮込みみたいなの。それから右は鶏のスープ煮のようなお料理だったのですが、写真右側にニワトリさんの顔が見えてマス!
f0222454_046767.jpgf0222454_046286.jpg 最後はケーキとアイスクリーム。ケーキは各テーブルワンホールが箱のまま配られて、皆で適当に箱を開けて一切れずついただきました。ケーキ用のお皿などもなかったので、みなさん銀紙の周りを手で持ってケーキにかぶりついていましたヨ。お味はいかにも冷凍食品のケーキの味(っていうか箱に冷凍って書いてあるし!)だったけど、いやぁ~、台湾の結婚式もおもしろかったナァ。本当にご招待いただいて楽しい思いをさせていただきました!どこの国の結婚式もそれぞれいいものですネ。ちなみに本日の息子は会場到着時に爆睡中→新郎新婦入場の大音量でビックリして大泣き→天井で回るミラーボールに目が釘付け、でゴザイマシタ。騒いだらどうしようかと心配していましたが、それ以上に会場がにぎやかだったのでまったくもって問題ナシでした。

 あ、ちなみに日本と同様引き出物もいただきました。特大の箱入りの洋菓子詰め合わせ。それから台湾のf0222454_052113.jpg結婚式ではお約束のようで、新郎新婦の写真入りカード(名刺サイズ)もいただきました。韓流ドラマの宣伝ポスターのような衣装とメイクの前撮り写真なのですが、いただいておいてナンですがこのカード、使い道がよくわからない。もし自分がこのカードを配って、帰り道にゲストがうっかり落としたりしたら、なんかイヤだナァ、とふと思う私。こういう「いかにも!」的な写真好きなところは香港人と感覚が近そうです。
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by sara-taiwan | 2010-04-25 23:08 | 台湾の常識
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