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おひとりさまそとごはん

おひとりさまそとごはん_f0222454_1255518.jpg 美容院の帰り道、ちょうどお昼時だったので、前にウワサを聞いたことがあった魯肉飯のお店に行ってみました。魯肉飯(読み:るーろーふぁん)と言えば台湾B級グルメの定番メニュー。日本語のガイドブックなどには「豚バラ肉のそぼろかけご飯」という訳がついていることも多いですが、そぼろというよりは細かく切った豚の角煮をのせたご飯、と言った方がイメージと近いような気がします。丼飯とは違い、手のひらサイおひとりさまそとごはん_f0222454_1150592.jpgズのご飯茶碗で出てくる庶民の味。台湾の街を歩けば「魯肉飯」の看板をすぐに見つけることができるのです。
 台湾といえば小吃(読み:しゃおちー)。中国語では「吃」は「食べる」という意味。「小吃」とは「小皿で食べるもの・おやつ・軽食・歩き食いできるもの」というような意味で、屋台で売ってる食べ物はすべて小吃と呼んでもいいのかも。魯肉飯ももちろん小吃のひとつ、なワケです。おひとりさまそとごはん_f0222454_11101654.jpgこの手の小吃のお店ではお持ち帰りももちろん可能。おばちゃん(おじちゃん)があっという間にテイクアウト用の箱に詰めてくれます。
 台中の街角にある小吃のお店といえば、簡単な椅子とテーブルが置いてあるだけのところがほとんど。その中ではこのお店、真っ白な壁にさりげなく掛けられた絵なんかも、簡素ながらさりげなくオシャレ。魯肉飯などの小吃は、私はたいていお持ち帰りにしてしまうことが多いのですが、今日はお店でホカホカのうちにイタダイちゃいましょー。

おひとりさまそとごはん_f0222454_1145232.jpg この手のお店での注文は簡単(なのでちっとも中国語が上達しないアタクシ)。お店に入るときにまずレジの横においてある伝票兼メニュー一覧用紙をもらい、自分で注文数を記入しておばちゃんに渡して会計(後会計の場合もアリ)し、あとは席に座って待つだけ。魯肉飯なんかは本当にあっという間に運ばれてきます。ニコニコ笑顔のおばちゃんが持ってきてくれたこちらのお店の魯肉飯、本当にウマイ♪煮おひとりさまそとごはん_f0222454_11335620.jpg込んだお肉は柔らかく、ほどよく煮汁のしみたご飯がGOOD!高級料理ではないけれど、素朴なおうちごはんの味デス。なんだか心が和みます。ちなみにお値段は30元(約90円!お値段はどこのお店でもだいたいこのくらいな台湾デス)。お団子のスープと一緒に、今日は久々のひとりランチを満喫しました。お友達が一緒なのも大好きだけど、実はひとりのご飯もかなり楽しい私です。

おひとりさまそとごはん_f0222454_11492041.jpg ・・・と、のんきにひとりで小吃を楽しむ一児の母。実はワタクシゴトになりますけれど、我が息子(2歳半)が先日めでたく幼稚園に入園しまして。台湾では2歳から幼稚園に入ることができるのですが、日本ではまだまだママと一緒にいる年齢ですし、私自身息子と一緒に散歩したりバスに乗ったりする生活もかなり楽しかったので、幼稚園はまだ早いかと思っていたのですが、子供同士のお付き合いから学ぶこともきっとたくさんあるのではと思っていたところにちょうどよい幼稚園が見つかり、これもめぐりあわせかナァと、思い切って入園させることにしたワケです。しかも8時半~夕方5時というハードスケジュール!プータローからいきなりサラリーマンのような生活を強いられた我が息子。最初は泣きながらバスに乗って登園していましたが、子供の適応力とはすごいもので、案外幼稚園生活を楽しみ始めている様子で一安心。というわけでワタクシ、これからは子連れのときとまた違った視点で台中を楽しむ余裕ができそうです。


*伝統手工魯肉飯食谷飯堂
  台中市西區英才路453號  電話:04-23013026
by sara-taiwan | 2010-12-10 23:55 | 台湾そとごはん
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