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一度で二度美味しい

一度で二度美味しい_f0222454_15193865.jpg 春にはお友達が続々日本に帰任になってしまいそう、ということでこのところ「送別会第○弾!」と言ってお友達とお昼を食べる機会が増えてきました。日本の寒さとはくらべものになりませんが台湾も今冬を迎えておりまして、鍋の美味しい季節です(台湾の冬はそれほど寒くないけれど暖房設備がないことも多いので、暮らしてみると意外と日本にいるよりも寒さを感じることが多かったりします。日本の電車はホカホカですものね~)。台湾の人は鍋が好きなようで、街を歩くとすぐに鍋のお店を見つけることができるほど。日本では鍋って家庭ですることの方が多いと思いますが、台湾では「ちょっと鍋っとく?」てなノリでお外で鍋するものらしいのです。モンゴル鍋とか酸っぱい白菜のお鍋とか、いろんなお鍋のお店があり一度で二度美味しい_f0222454_15451467.jpgますが、台湾のどこのお店でもだいたい共通しているのは「ご飯とタレはセルフサービス」ということ、そして「ひとつのお鍋で2つのスープを楽しめる」ということでしょうか。香港でもこういう鍋のスタイルは一般的で「鴛鴦鍋」と呼ばれます。ちなみに香港にはコーヒーと紅茶を半分ずつミックスした(!)かなりメジャーな飲み物がありまして、その名は「鴛鴦茶」。「鴛鴦」とはつまり「おしどり」。日本では「おしどり夫婦」なんて言いますが、2つのものが一緒になっているものを「鴛鴦」と呼ぶことが多いのは、調べてみると「オシドリの雌雄がいつも一緒にいるところから」のようです。余談ですが、今度日本に帰ってしまうお友達にみんなから送別の記念品を贈ろうとリクエストを伺ったところ、一度で二度美味しい_f0222454_1548202.jpgこの真ん中で2つに仕切られた鴛鴦鍋をご所望とのこと。たしかにこれ、日本ではかっぱ橋辺りに行かないとないかもしれないネェ。
 みんなで円卓の鍋を囲み、2種類のスープにお肉や野菜、それからお団子や餃子みたいなのなんかをどんどん入れて、いただきましょう!そして食べ終わったら残った2種類のスープを、お持ち帰りのために別々のビニールに入れて持たせてくれる(でもこれ、結構重い)のも台湾のお店の常識!でゴザイマス(どうでもいいけど日付もお店も違う左側の鍋の写真2枚、ほとんどアングル同じだった・・・ザ・ワンパターン!)。
by sara-taiwan | 2011-01-20 23:12 | 台湾そとごはん
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