秋ぐらいから市場やスーパーで見られるようになったこの果物。お釈迦様の頭のように見えることから「釋迦頭」と呼ばれるようになったとか。以前主人の母が南国を旅したときに食したそうで「スゴイ美味しかったー!」と絶賛していたので、一度は食べてみようと思っていたところ、先日お友達が「シャカトウの中でもひときわ大きな『パイナップシャカトウ(鳳梨釋迦)』という種類のものを買ってみたらめちゃくちゃ美味しかったと聞いて、ついに私も買ってみました。普通のシャカトウはりんごくらいの大きさなのですが、鳳梨釋迦(鳳梨=パイナップルのこと)はホントに大きい。アンデスメロンとか小玉スイカくらい?の大きさがあります。
売られているシャカトウは硬くてきれいな緑色ですが、これだと食べるには早過ぎるそうです。全体がやわらかくなってブツブツのところが黒くなると食べ頃。我が家でも買ってから3日くらいは待ちました。昨年主人の母が台湾を訪れたときに、到着前に買っておけばよかったものの忘れてしまい、市場で探し回って売り場から下げられていた捨てられる寸前の熟れ熟れシャカトウをひとつだけ、ようやくゲットしたものです。旅行などで台湾に来てシャカトウを食べたいと思ったら、到着してすぐに購入しておく方がいいかもネ! 調べてみると「ブツブツのところをとってそこについている果肉を食べる」などと書いてありましたが、豪快に2つ割りにしてスプーンで食べました。切ってみると果肉はミルク色で、ところどころに黒くて大きな種があります。味は・・・やわらかくてねっとりした果肉は、とにかくすごーく甘い!!!シャカトウの英語名は「sugar apple」だそうですが、この甘さでは納得デス。トロトロで甘くてかなり濃厚な味わいのシャカトウ、食後にさっぱり的なフルーツではありません。美味しかったんだけれども個人的には甘すぎて、ちょっと後半しんどかった(今度からは少しずつ食べたいと思います)。ひょっとしたら少し熟れ過ぎだったのかもしれません。 その後ちょっと調べてみたのですが、この鳳梨釋迦は「アテモヤ」という新品種なのだそうです。ブラジルで「アテ」というシャカトウと、シャカトウと同属の「チェリモヤ」というフルーツを交配してできたのが鳳梨釋迦。普通のシャカトウは甘みだけが強いのに対し、鳳梨釋迦は甘みと酸味の両方を兼ね備えているのだそうな。 さらにさらにこの「チェリモヤ」という果物について調べてみると、マンゴー、マンゴスチンと並ぶ「世界三大美果」のひとつで「森のアイスクリーム」なんて呼ばれることもあるそうです。「トム・ソーヤの冒険」の著者、マーク・トウェインが「delicious itself」と絶賛した果物なんですって!たまには果物についていろいろ調べてみるのも、楽しいナ。
by sara-taiwan
| 2011-02-17 23:38
| 台湾のフルーツ
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