椰子の木の間を行く集集線

f0222454_13445942.jpg 久しぶりに全員が休日だった我れらが家族。今日はローカル電車でぶらり途中下車の旅にレッツゴー!集集線は台湾彰化県二水郷の二水駅から南投県水里郷の車埕駅まで走っているローカル線。f0222454_166893.jpg全長29.7kmを約50分かけて走っています。集集線は今から90年ほど前の日本統治時代に敷設された古い路線。1999年の大地震で壊滅し、全線が運転再開したのはつい2ヶ月前のこf0222454_1674715.jpgとだそうです。集集線は彰化駅や台中駅へ乗り入れているので、台中からは日帰り旅行にちょうど良いコース。我が家からはそう遠くないということで途中の濁水駅まで車で行き、そこから途中乗車してみました。車両はぴかぴかではありませんが、2両目、3両目の側面には車窓の風景の写真が。電車が駅に入って来ると、我が家の息子小躍りしてました。

f0222454_16132420.jpg 飾り気のない小さな車両ですが、集集線の旅はとても人気の日帰り旅行のようで、お客さんがいっぱい乗っていました。我が家のように子供連れの家族がとっても多かったです。f0222454_16163296.jpgもちろん鉄道マニアの方の姿もチラホラ(台湾には鉄道マニアの喜ぶようなローカル線が案外たくさんあf0222454_16565539.jpgるのデス)。自然の中を走ることで有名なこの路線。窓の外には椰子の木の林が続いていましたし、バナナやドラゴンフルーツの木がたくさん見えました(一瞬のできごとで写真撮れなかったけどドラゴンフルーツが木になっているところ、初めて見ました!)。電車好きの息子も窓から見える自然の緑に興味津々のようでしたが、母もかなり楽しかったぞよ。

f0222454_23354163.jpg まずは集集駅で途中下車。日本統治時代に建設されたここの檜製の駅舎は、f0222454_23404376.jpg12年前の地震で倒壊。現在の駅舎は2002年に当時を再建されたものだって。まさに、NHKの「にっぽん木造駅舎の旅」に出てきそうな駅だなぁ。


f0222454_16152764.jpg 集集線は1日に9往復しか走っていないので次の電車が来るまでは1時間以上あります。めったに電車が通らない線路には柵などはなく、大人も子供も自由にまたいで渡っています。

 駅前は思った以上に観光地化されていて観光客でたいへんなにぎわいっぷりでしたが、正直言ってそれほど面白くなかったです(ちょっと歩けば古い町並みの残るところもあったようですが行けず仕舞いでした。残念)。台湾の夜市にありがちな出店やゲーム、乗り物なんかがあってf0222454_16204127.jpg、息子はちょっと古ぼけた汽車ぽっぽやゴーカートにパパと乗り、最終的に今日はこれがいちばん楽しかったようですが。とは言いながら、次の電車を待っている間に、集集名物(?)の味見&購入(結局結構楽しんでいる人)。集集駅周辺にはバナナ畑が多く、エッグロールf0222454_1622754.jpg(筒状に巻かれたクッキー)や切符の形のクッキーもバナナ味のもの多し。切符形のクッキーはパイナップルケーキのように中に餡が入っていて、黒糖バナナのほかに黒糖パイナップルやブルーベリー、梅などいろいろなフレーバーがありました。そうこうしているうちに電車が来たよ!わらわらと人が駅に集まります。

f0222454_16341069.jpg 再び緑の中を電車に揺られて、終点の車埕駅へ。集集駅からは2駅しか離れていませんが、高い山に囲まれていて壮大な風景です。写真の左の向こう側には「明澤水庫」とf0222454_16391774.jpgいう名前のダムがあって、台湾中部の最大の観光地である日月潭の水を引いて発電しているのだそうです。駅舎はレトロな感じのする茶色の木製。こちらの駅周辺は1960年~70年代林業が盛んだったそうで、駅舎やその周辺の建物はすべて木製。どf0222454_16592280.jpgこへ行っても木の良い香りがしましたヨ。おみやげ物も木製の工芸品が多く、木製のハガキなんかもありました。駅の周りはよく整備された緑いっぱいの広場があったり、運んできた木材を入f0222454_1712936.jpgれて保存するための池があったり、ひろびろとした気持ちの良い駅でした。我が家の暴れん坊もすでに眠気でふらふらだったはずなのに、広い芝生で走り回っていました。調べてみると数年前、この車埕駅はなにもない駅だったらしいf0222454_17143063.jpgので、整備されたのはごく最近のことなのでしょう。設備がとてもきれいで新しい感じでした(オムツ換え台のあるきれいなおトイレも完備)。f0222454_1765571.jpg
 駅の周辺をもう少し散策してみたい気もしましたがタイムアップ!帰りの電車がやってきて、あっちからもこっちからも人が歩いて近づいてきました。夕方の上り電車には我が息子以外にも遊び疲れてパパの抱っこで眠りに落ちる子供が多数。電車はとってもこんでいたけど、みんなで席を譲り合って、電車はまた緑の中を走って行くのでした(台湾や香港の人はとてもスマートに席を譲り合いますネ)。

 台湾ローカル線の旅、とても楽しかったです。息子のおかげで私も乗り物好きになりつつある今日この頃。
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by sara-taiwan | 2011-09-04 23:38 | 台湾で遊ぶ
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