カテゴリ:台湾の行事( 11 )

平渓天燈節

 台湾に引っ越してきてから、いつかは絶対行きたいと思っていた平渓の天燈祭。今年こそは行きたいと、珍しく我がダンナ様も早々にお休みをとって気合十分で行ってきましたーっ!平渓の十分に行けば、一年中いつでも天燈(紙を貼り合わせた袋の底部で油紙を燃やし、浮力を持たせて飛ばす小型の気球。灯籠みたいな行燈みたいな感じです)を空に上げることができ、私も以前一度行ったことがあるのですが、毎年旧正月から数えて15日目の元宵節の夜にこの天燈をみんなで一斉に上げるのが、台湾ではとても有名な平渓天燈祭なのです。こちらは拝借したお写真ですが、真下で見るとこんな風なのだそう。素敵すぎます↓
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 平渓線というローカル線はのんびりしててとても楽しい電車ですが、なにぶん混雑を想定して作られていませんし、もともと平渓はアクセスの悪いこともあるので、子連れで行くのはなかなかパワーのいる仕事です。天燈節の時には10万人以上が訪れると言われています。MRT文湖線の終点「動物園」から会場のある十分広場まで無料バスが出るというので、私たちはバスで行ってきましたヨ。なにしろその後お友達家族も一緒に行くことになって大人7人子供7人の大所帯だったしネ。てんやわんやでしたがみんなにバスで揺られること片道1時間弱、遠足みたいで楽しかったナァ。後で平渓に到着する電車を見かけましたが、ものすごいムギュムギュで大変そうでした。行くなら絶対バスがいいと思われ。これは線路にも人がいっぱいで立ち往生する平渓線の図。車内も人がぎっしりでした↓
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 「天燈上げに参加するには、会場についたら即整理券をゲットすべし」と事前に予習していた私たち。天燈上げは日没から10回に分けて1回に毎回200個打ち上げるので、数に限りがあるわけです。バスを降りたら急いで受付を探し出したのですが、なんと整理券配布は既に終了!整理券配布はお昼の12時開始で、私たちが着いたのが2時半くらいだったのですが、聞けば整理券は午後1時頃にはなくなったそうで。予習不足が悔やまれます。でも整理券をゲットするにはきっと午前の早い時間に会場入りしなくてはならなかったのでしょうし、整理券をもらってから日没まで、なにもない原っぱで子供たちを退屈させずに過ごさなければいけないのも大変ですから、子連れの限界かもしれません。と思いましょう。
 夜の天燈上げに参加できなくても大丈夫。普段と同じように1個100元払えば昼間っからでも勝手に天燈を打ち上げができますから、明るいうちに天燈を上げて、日没後の一斉打ち上げは見学だけして帰ることにしました。天燈にはいろんな色があり、お願い事によって好きな色のを購入します。我が家は願い事は完全に無視し、息子の一存で赤に決定。我が家の運命を握っているのは息子という訳ね。
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 まずは天燈にお願い事や名前などを書きます。天燈は高さが80cmもありますから、かなりいっぱい書けます。子供が好きな絵や「I like Angry Birds」などというおよそ願い事とは無縁のことを書いてもまだまだスペースが残っていたので、私も調子に乗って「謝謝台湾!」というベタなコメントやら、「みんながしあわせになりますように」という結構マジ(?)なお願い事やら書きこんで、我が家の力作が完成。
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 そして4家族一斉に上げました。みんなの願いが天に届きますように。見えなくなるまで手を振りました。
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 それから日没まで2時間半もありましたが、簡易トイレの行列に並んだり、人ごみにもまれて歩いていたらあっという間でした。本当は天燈打ち上げの広場へ行って見上げる感じがベストなのでしょうけれど、なにしろ今度は帰りの心配をしなくてはなりません。「出遅れると帰りのバスは3時間以上並んで夕飯を食べ損ねる」などというウワサを事前に聞いていたので、打ち上げ会場から少し離れた、バス停に限りなく近い場所にレジャーシートを広げて子供たちを転がして待っていました。周りではあちらこちらで天燈を上げる人が。暗くなってくるとまた趣が違って見えます。
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 そしていよいよ、第1回目の打ち上げ時刻・・・
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 あっという間のできごとでしたが、すてきな数秒間でした。ちょっと離れているのと写真の腕が残念賞で、1枚目の写真のような迫力はありませんけど、やっぱり見に行ってよかった。子供にも見せられてよかったナァ。
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 この写真の数秒後、一気に現実に戻り、荷物と子供を抱えてバス停にダッシュしたおかげで、バス待ちは30分で済みみんな座って爆睡しながら台北に戻って来られました。なかなかパワーの要る1日になりましたが、やっぱり行ってよかった♪
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by sara-taiwan | 2013-02-24 23:59 | 台湾の行事

台湾の年の瀬

f0222454_2381082.jpg このところカラッとした晴天の日が続いていて気持ちいぃ~っ(北島選手風)。台中は季節がわかりづらいところで、プルメリアの花は年に何度も咲くし、今もf0222454_2384652.jpg2月だというのに黄色い落ち葉がひらひらと舞い降りています。葉っぱをカサカサ踏みながら散歩していたら、桜がもう開花していました!秋も冬も春もいっぺんに来たみたいー。そして来月になるともう半袖だったりするんですね、これが。のんびり散歩できるのもあと少しの間だけなのデス。

 さらにさらに。2月に入って日本はお正月気分なんてすっかり抜けた頃だと思いますが、こちらは今が年末。台湾も香港もお正月は旧暦でお祝いするので、元旦の日にちは毎年まちまち。今年は旧正月がちょっと遅めで2月10日ということで、今日は年の瀬も迫りに迫った大晦日(除夕)なのです。f0222454_23201833.jpg先週中国語の先生が、年末のこの時期にしか開かれない年貨大街という市場に連れて行ってくれました。年貨大街というのは、簡単に言うと「お正月用品の大売出し」と言ったところでしょうか。台湾ではお正月を家族で集まって過ごすのが普通ですが、家族で食べる食事のための食材や、お客様に振舞うお菓子、赤や金色のお正月飾りなどをたくさん売っているのが年貨大街。台湾ではあちこちに年貨大街が開かれるのだそうです。
f0222454_23222141.jpg 先週連れて行ってもらったのは天津路の年貨大街。天津路のあたりはもともと洋服の問屋さんが多いところなので、お正月用品というよりもやっぱり洋服のお店が多かったですがf0222454_2326382.jpg、お正月飾りやお正月用のお菓子のワゴンもたくさん来ていました。お菓子のワゴンのおばちゃんに聞いたら普段は宜蘭(台湾の北東部で、台中からだと台北よりももっと遠い)でお店をやっているそうで、この時期だけ台中に来ているとか言っていました。へーぇ。

f0222454_23304830.jpg 歩きながら食べるのが好きな台湾のことですから、もちろん食べ物のワゴンも多いです。アメリカンドッグやリンゴ飴ならぬ飴がけしたイチゴやミニトマトf0222454_23342827.jpgの串、たこ焼きにピザなどなど。そしてスマートボールなどの昔懐かし系のゲームコーナーに金魚すくいまであったヨ。もうなんでもありです。お正月準備、本気でするつもりあるのかね?と疑問がよぎらなくもないけれど、ま、気分はお正月ってことで。ネ。

f0222454_23443232.jpg 台湾で最大の年貨大街は台北の迪化街で開かれるもので、その賑わいっぷりは「台湾のアメ横」と呼ばれているのだとか。私、なにも知らずに1月の末に、「そうだ。迪化街の永楽市場に手芸材料でも買いに行こう!」とf0222454_23454419.jpg思い立ち台北に行ったのですが、迪化街は平日だというのにもんのすごい人出でまっすぐ歩くのが難しいほどでした。迪化街はもともと乾物(中国語では南北貨f0222454_23465421.jpgといいます)の問屋街なので、こちらの年貨大街はやはり乾物が多く、ピーナツなどのナッツ類、魚の干物やドライフルーツなどが山と積まれていました。日本とは少し趣は違いますが、なんとなく気忙しい雰囲気のするのは台湾の年末も同じです。

 最近はお店などでお正月らしい二胡などの曲が流れていることが多いのですが、中国語の先生の話では、台湾の方たちはあのテの曲を聴くとなんだか気忙しくなってお正月らしい気分が盛り上がるのだそうです。私はといえば、あれを聴くたびに「いっけねー。しばらく二胡の練習してないや」と思い出しておりマス。

 なにはともあれ、お正月まであと1時間となりました。来年もよい年になりますように。1月にも祈ったような気がしますけど、念には念を♪みなさまよいお年を~。
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by sara-taiwan | 2013-02-09 23:57 | 台湾の行事

明日は端午節

f0222454_17484683.jpg 旧暦の5月5日になる明日は端午節。今日は私たちの住むマンションでも粽(チマキ)の配布がありました。それ以外にも中国語の先生のお姉さんが作ったものや、お友達が頂き物でいただいたものをおすそ分けでもらったり、台湾に着てからはこの時期なにかとチマキをいただくことが多いのデス。
 中華圏のチマキは、土地によって中に包まれる食材や、包み方・使われる葉が異なるそうで、台湾のチマf0222454_1750894.jpgキは竹の葉に包まれています(香港ではたしか蓮の葉でしたよ。面白いですねぇ)。中は豚肉やエビ、ピーナッツやきのこなど、具沢山。地方によっても違いますが、各家庭でいろいろなチマキの味があるみたいです。作るときにも蒸すだけじゃなく、茹でたりする地域もあるんだとか。今年は本当にいろいろなところからチマキをいただいて、毎回違った味を楽しませていただきました。

 端午節といえば日本では男の子のお節句ですが、台湾や香港では「ドラゴンボートレース」と「チマキ」の日(ホント?)。中国の端午節の由来について調べてみると諸説あるようですが、簡単にしてしまうと

 中国の戦国時代の楚の国の王は、著名な詩人「屈原」を誤解して追放。屈原は失意して、汨羅江という川に身を投げてしまった。彼を敬愛していた楚の国の人民は、小舟に乗り屈原の遺体を探し出そうとしたが結局見つからず。屈原が川に身を投げた日がちょうど旧暦の5月5日だった。

 ということらしい。ドラゴンボートレース(龍舟比賽)は、屈原の遺体を舟で探したのに由来。そして、屈原捜索の際、遺体が魚に食べられないように竹の葉に包んだもち米を川に投じた、というのが現在の「チマキを食べる」という習慣になっているそうです。今週は幼稚園で「ドラゴンボートフェスティバルカルチャーデー」があったそうで、息子も端午節についていろいろ教えてもらったり、香包という匂い袋(魔除けや、これから始まる猛暑を乗り切るために首にかけるものだそうです)を作ったりした様子。「チューユエン(たぶん屈原)っていうボーイが、川にジャンプして、船からライスダンプリング(英語だとチマキのことをこう言うらしい)を投げてお魚が食べた!」と教えてくれましたヨ。すごーく端折ってあるけど、一応あってマス。このほかにも台湾には、端午節のお昼12時に生卵を立てて1年の幸運を祈る、なんてことも行われているんだそうです。端午節の12時には不思議と生卵が立ちやすいのだとか。ホントかしら?!

 私たちが住むマンションのエレベータにも、端午節の由来について掲示してくれてありました。が、この日本語は・・・わかるような、わかんないような、やっぱりわからない(うちのマンションの掲示物の日本語訳っていつもこんな風)↓
 端午節が終わると、いよいよ夏本番です(もう十分暑いんですケド)。
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by sara-taiwan | 2012-06-22 23:31 | 台湾の行事

台湾でも見えた!

 日本では金環日食なんだ、へーぇ、なんて他人事のように思っていましたが、お友達から聞いた話では台湾でも見られるらしい。でも朝の6時半頃なんて、朝食などで忙しい時間だし無理よね、なんて思っていた私。我が家は西向きで窓からは朝日が見えないのですが、6時を過ぎると晴れているのに日差しが暗い、とっても妙な雰囲気になってきて、とっても気になる。普通なら早朝から太陽がギラギラと照りつけるはずなのに、明らかに薄暗い。もはや朝食どころではなくなってきた。普段はあまり見ない台湾のTVチャンネルを見てみると、「肉眼でも見える!」と言っています(日本のマスコミとは大違い)。たまりかねてダンナ様が屋上へ見に行ってきましたが、まぶしくて見えなかったとのこと。息子がまだ爆睡中だったので、交代で今度は私が屋上へ行ってみると、うまい具合に雲がかかっていて、ほんとに肉眼でも見えた(台湾のニュース、あながちウソではなかった)。てわけで、日食メガネもありませんでしたが、普通のカメラで激写。台湾では金環日食ではなく、部分日食だったみたいです。
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by sara-taiwan | 2012-05-21 23:32 | 台湾の行事

5月の雪

 日本では「桐」と言うと「タンス」のイメージですが(私だけ?!)、台湾で桐と言えばお花見!お花見には桜よりも断然人気のお花なのでゴザイマス。毎年春になると台湾北部及び中部の山麓が桐の花で白く染まるので、台湾では「5月の雪」と呼ばれています。この桐の花が密集している地域がちょうど台湾四大群の一つの客家人の居住区であることから、客家の文化と組み合わせて毎年今の時期に「客家桐花祭」というお祭が行われます。先日日本に帰ったときに東京駅の旅行会社にもこの台湾の桐花祭のポスターが貼ってあったのを見つけました。この「客家桐花祭」のホームページを見ると、日本の「桜前線」さながらに桐花開花情報が掲載されていいたりします。

f0222454_22222347.jpg 桐花祭で有名なのは三義という場所なのですが、去年急に思い立って昼頃のこのこ三義に向かったら、高速道路の出口で渋滞1時間。ようやく山の上の方に登ってきたかナ?と思う頃、息子が爆睡&突然の雨。おまけに駐車場はいっぱいと、無計画っぷりがアダとなり車窓より見学するに留まった我らが家族。前回の苦い思い出があったので今回は作戦変更。今年もやっぱり大渋滞の三義のインターを通り過ぎて、もうちょっと北へ。f0222454_22453242.jpg頭份というところへ行ってみました。穴場を狙ったつもりでしたが、穴場過ぎるのか着いてみると人がほとんどいない!ま、変に整備されつくしているよりもこういう方が私は好きだけどネ。桐の花は車を停めてから徒歩でさらに上に登らなくては見られません。一応桐花祭は春のものになってるようですが、既に夏の気温。桜の花見みたいにヘベレケになっている余裕はありませんぞ。

f0222454_22472128.jpg 山道を登るに連れて足元に白いお花がポツポツ落ちているのに気づきます。この花こそ、アブラギリ(油桐樹)の花。南国台湾ではハッキリした色の花が多い気がするのですが、ちょっと台湾らしくない(?)白くて清楚な可憐なお花です。花びらではなく花ごと散ってくるのもステキ。時期を狙うとこのお花で埋め尽くされた地面が、真っ白な絨毯みたいに見f0222454_2255349.jpgえるのだそうです。今日もお花は結構たくさん落ちていたのですが、昨日はいちにちひどい雨が降ったせいか散ったお花たちは萎れていて、ちょっと残骸チックになっちゃってました。超残念っ!
 桐花林まで登って頭上を見ると、本当に雪が積もってるみたい。ただ、桐の花は結構高くて、木の下にいると案外お花が見えないのネ!


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 唯一1ヵ所だけ低いところにお花が咲いている木を見つけたので、左手でさらにちょっと引き寄せて写真を撮ることができました。小さいお花が丸く群がって咲いています。本当に可憐な姿。


f0222454_2381019.jpg 山頂から見下ろすと、ところどころにこの桐の花が見えて、本当に雪が積もっているみたいです。今の時期は高速道路を走っていても、車窓から山の上に白く積もる桐の花が見えますヨ。久々にハードな休日でしたが、やっぱり来てよかった♪最近はずっと雨続きだったのですが、今日は奇跡的にいちにち良いお天気だったしね!(でもやっぱりひどく日焼けしちゃった・・・美白美白!)でもやっぱり三義の桐花はもっとすごいのかしら?!台湾にいる間に一度見てみたいナ。
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by sara-taiwan | 2012-05-01 23:52 | 台湾の行事

年の瀬 again

 2012年がスタートして早3週間。遅ればせながら明けましておめでとうございました!今年はまたオリンピックイヤーなのネェ。香港の自宅で生後3ヶ月の子供を寝かしつけながら、北京オリンピックの開幕式をテレビで見ていたのがもう4年も前なのか・・・いやいや、月日が経つのはホントに早いナァ。

 我が家は年末年始は日本で過ごしていたのですが、関東の冬は寒い&乾燥しまくり!保湿には気をつけていたにもかかわらず親子で肌ガッサガサになって台湾に戻ってきました。そしてこちらに戻ったとたん、全然保湿しなくても乾燥肌がみるみるうちに元通り♪普段いかにモイスチャーな生活をしていたかということを再確認したお正月明けでゴザイマス。

f0222454_17553254.jpg 日本人的にはお正月も明けて、やっと日常に戻った感じの今日この頃なのですが、実は只今またまた年の瀬を迎えている私たち。台湾も香港もお正月は旧暦でお祝いするので、元旦の日にちも毎年異なります。今年はちょっと早くて、1月23日が春節(元旦)。私の住んでいるマンションでも、普段はしない外壁のお掃除をしたり、お正月らしい飾りつけも着々と進行中。今年の旧正月は、9連休という超連休になる会社も多いようですヨ。

f0222454_2311811.jpg 香港に住んでいたとき同様、ここ台湾でも「お正月らしい過ごし方」の正解が今一歩わからないワタクシ。でも街を歩くと普段と違うものが売っていたりして、年末な感じをうかがい知ることもあります。お正月に飾るお花は香港の場合とだいたい同じみたいですが、台湾では最近胡蝶蘭とかネコヤナギっぽいのもよく売られてます。そういえば香港では旧正月前に必ず売っていた五代同堂なんかは台湾では全然見ないナァ。f0222454_23201671.jpg


 フルーツをこんな風にデコレートして売るのも、香港ではあんまり見なかったような。さすがフルーツ王国台湾?!f0222454_23232362.jpg



 これって贈答用なのでしょうかね。(海外生活って日々探り探りで生きていくものです)。



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 お正月飾りのお店も。これはだいたい香港と一緒っぽい。



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 香港にいたときに広東語の先生から聞いた話ですが、旧正月にお家を訪れた人には飴などのお菓子を勧めるものだそうで、年末には飴の特設売り場も多数見受けられます。先日台湾での普通話(北京語)の先生に聞いたら、勧めて飴を食べてもらうと、その人はその年に自分の悪口を言わないだろうという意味があるのだそうです。へーぇ。

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 お正月の準備としては、あと真っ赤な下着を用意しなくてはねっ(注:私は買いませんけどね)。他にも大根餅っぽい食べ物が売られていたり、香港に似てるけど、ちょっと違う、年の瀬の台湾です。

 そういえば今日、普通話の先生に「日本人の太太(奥さん)はいつでもすごくキレイにお掃除してるから、年末は特別に大掃除なんてしなくっていいんじゃないの?」と言われました。台湾の方々には、日本の奥さんは非常にお掃除にマメという印象があるようですが、必ずしもそうではありませんのでネ!12月の末には時間が足りず「大掃除は旧正月前にやろう!」と毎年心に決め、旧正月前には「大掃除ってやっぱ12月31日にしないと燃えないネェ」などとほざいている主婦がここに1名(しかも今年で6年目)。

 日本ではなんでもないこの旧正月の時期、旅行に行く人もとても多くて、この時期に旅行に行くと行った先で台湾や香港、大陸からの旅行客によく遭遇します(台湾では旧正月に獅子舞を見かけることもなく、皆家族で過ごしているらしくところどころで爆竹が鳴っている以外は案外ひっそりしているしネェ)。香港に住んでいたときには、旧正月にすごい数の大陸の観光客がやってきていましたし。旅行自体もそうですが、飛行機や新幹線の切符などもかなり早めにとらなくてはいけません。秋口くらいになると「旧正月どうしようか・・・」などという話題が出てくるのが常です。

 ここ数日、旧正月に飾るお花が売られているのを見るたび、ちょっと買ってみたいナァと思ったりもするのですが、我が家は大掃除もあいまいなまま、ご多分に漏れず旧正月旅行にでかける予定なのでお花は断念。1月は本当にばたばたと終わって行きそうだワ。
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by sara-taiwan | 2012-01-21 00:17 | 台湾の行事

月餅いろいろ

 中秋節当日の今日はダンナ様が出張に旅立ってしまったので、子供とふたり公園で爆走していつもの休日でした。夜は屋上に月を見に行こうと楽しみにしていたのですが、夕方からひどい夕立で、晴れてきたのは夜遅くなってから。残念ながら中秋の名月を拝めず仕舞いでした。とほほ。このひどい雷雨では、台中ではバーベーキューの中止が相次いだのではないかしらん。

 ところで。中秋節に月を見ながら食べる月餅には、2種類あります。日本の中華街などで売っている餡子がぎゅっと詰まった感じの硬くて重いのが広東式で、私がときどき作るのはこれ(ただし日本で売っているのは、たぶん日本人の好みにアレンジしたものなのであって、香港などで売っている本当の広東式のヤツとは少しf0222454_0247100.jpg味が違います)。対して、台湾式の月餅は皮が味のないパサパサした感じ(台湾のお菓子は皮がパサパサしてて食べるとバラバラこぼれるものが多い気がするのは私だけ?)で、餡子は少し柔らかめで苺味だったりマンゴー味だったりと種類が豊富。私が思うに、台湾式の方は月餅というよりはお饅頭に近い感じがします。
f0222454_0104170.jpg 中秋節が近づくと、会社などでは月餅を贈り合うのは香港も台湾も同じようですが、月餅商戦は香港の方が激しかったような気がします。それでもパン屋さんやお菓子屋さんではこの時期贈答用の月餅がたくさん売られていましたし、注文用のパンフレットもたくさんおいてありました。香港に住んでいたときにはダンナ様がときどきもらってきていたハーゲンダッツの月餅(これは月餅ではなくて、月餅の形のアイスなのですが)、台湾ではそれほど有名ではなさそうでしたがお店に行ってみたらやっぱり予約受付中になっていました(写真はパンフレットから引用)。ハーゲンダッツの月餅は立派な贈答用の箱に入って何千円もするものばかりでとても「ためしに自分で買ってみる」という感じではありませんでした。来年だれか私にくれないかな(誰が?)。
f0222454_0135336.jpg ためしにスターバックスへ行ってみたら、やっぱりありました、オリジナル月餅。こちらも本来の月餅とは少し違うアレンジ月餅ですが、いろいろある中で小さくてお値段もちょっとだけかわいい4個入りセットがあったので、これは買ってみちゃいましたヨ。オレンジ色のウサギ形のは「君度香橙紅茶」味。調べてみるとコアントロー風味の紅茶味ということらしい。他にはキャラメルマキアートブリュレ味なんかもありました。お味の方は「これもう一個食べてぇ~」っていうものでもないのですが、月餅って中秋節に食べる期間限定の特別なお菓子ですのでネ(でも台湾では案外いつでも売っているという話。香港では本気でこの時期しか売っていないので、香港にいたときの方がすごーく特別な感じがしたものです)。

 ハーゲンダッツやスタバの月餅はちょっとモダンな贈り物、といったところでしょうか。台湾、香港、大陸で、それぞれ全然違うようなので、食べ比べできたら楽しいのにナ。
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by sara-taiwan | 2011-09-12 23:49 | 台湾の行事

もうすぐ中秋節

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 来週月曜日は中秋節(中秋の名月)で今日から三連休の台湾。香港の中秋節では、子供たちがランタンを持って月を見に行ったりしていましたが、台湾の中秋節は、バーベキューなしには語れないらしい。どこのスーパーでもこの時期は串焼きの肉などを売るバーベキュー特設ワゴンが設置されますし、ホームセンターなどではバーベキューグリルや炭が大量に積まれて売られてます。

 連休初日の今夜は、私の住むマンションでもお月見パーティがありました(この手のパーティをやるマンションも多いようです)。バーベキューとともに台湾の中秋節になくてはなf0222454_04342100.jpgらないのはカラオケ、らしい。今夜は夜9時半くらいまでは飲めや歌えの大騒ぎでしたヨ(花より団子、ならぬ月よりバーベキュー、が台湾風♪なのデス)。今夜のパーティではその場で焼くバーベキューはやっていませんでしたが、なんと豚の丸焼きがサーブされましたよ。今日は昼からマンションの前の道路の脇で、豚ちゃんが1頭丸焼きにされていました・・・あー、びっくりした。
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by sara-taiwan | 2011-09-10 23:33 | 台湾の行事

今年もこの季節が

 今年の中秋節はちょっと早めの今月12日です(中秋節は旧暦の8月15日。旧暦なので毎年日付が異なります)。日本を離れてからは四季の行事を省略しがちになってしまった私ですが、中秋節の月餅づくりはちょっとはずしたくない行事になっていますf0222454_17364977.jpg(子供が赤ちゃんの時にはとてもそんな余裕はなかったけどネ)。中秋節まで2週間をきってしまったので、そろそろ試作を始めなくては!ってことで先週日本に出張に行ってきたダンナ様、各種餡子と栗の甘露煮を大量に持ち帰ってきてくれてどうもありがとう(だっていつも行く製菓材料店へ行ったら、去年ほど種類がなかったんですものー)。今年の餡子は日本製か・・・美味しくなりそうだゼィ。
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 「月餅を自分でつくる」と聞くとみんなとっても驚くのですが、型さえあれば本当に簡単です。皮の生地を作って(混ぜるだけ)餡子を居込んだお団子に丸めて、


f0222454_17421472.jpg あとはこの型に詰めて抜きます。難しいことがあるとするなら、生地と餡子の量を決めるこのときの作業。月餅が小さすぎると高さがなくなるし、大きすぎると型からはみ出してうまく抜けません。中秋節当日f0222454_22594522.jpgにベストな月餅を仕上げるには、型にすりきりぴったりになるように皮と餡子の量を調節しながら、必ず何回か試作をします。餡子に含まれる水分が違うので、グラム数も毎回微妙に違いますしね。お菓子作りというよりは理科の実験とか工作っぽい工程です。使う型と皮と餡子の重さが決まったら、あとはどんどん型抜きします。この型抜き作業、もし失敗しても何度でもやり直しがきくのがいいところ♪

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 ということで2時間もあれば完成です。皮がちょっとひび割れちゃったし、ちょっと焼き色がつきすぎたので、次回は焼き時間を短くしなくては。


f0222454_23225148.jpg このバネ式のプラスチック型、昔ながらの木型に比べるとあまり風情はありませんが本当に便利。これ、台湾ではなかなか手に入らないので去年香港に行った時に探してみたものの、中秋節が終わったところだったのでほとんど店頭に並んでいませんでした。ただ、ひとつだけ棚の後ろに転がっていたこの型。息子が毎朝テレビを見ながらテーマソングをシャウトしている、彼が愛してやまないキャラの月餅も無事できました。ちょっとわかりづらいかナ。

 ひとり黙々と月餅をつくるのはとっても地味ですが、妙に集中して結構好きな時間です。でも次回はお友達と月餅づくり会をしてみても楽しいかも。中秋節までは月餅強化週間になりそうです。
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by sara-taiwan | 2011-09-01 13:27 | 台湾の行事

神様に会った日

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 朝から外では爆竹がバンバン、宣伝カー(?)から流れる大音量も聞こえるし、なにやら騒々しい。窓から見てみるとちょっとした大名行列のような一団が練り歩いている様子。今日は午前中いっぱい街のあちこちで爆竹の音が聞こえていました。今日ってなにかお祭りなのか、お祈りの日なのか?!?!その後、郵便局で窓口に並んでいるときも、外をこの行列が通り過ぎて行きましたヨ。どこかで出会わないかナァ~、と思っていた市場からの帰り道、ついに遭遇しました。




 まずは先導する軽トラに乗っているおじちゃんが、爆竹にときどき着火。
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 そして・・・キタ━(゚∀゚)━!!!大音量の音楽とともに、神様登場っ!家の窓から見ていたときには神様は4人いたのですが、どうやらふた手に別れて歩いているようで、遭遇したのはこのお二方。デカイ!そして颯爽と歩く姿がカッコイイ~。f0222454_10555539.jpg
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 すごーく気になったので、帰りがけにマンションの受付嬢に「今日はなんかの日?!」と聞いてみたところ「今日はなんの日でもないのだけれど、南の方の神様のお誕生日のお祝いで台中を通りかかったところでは」とのお話。面白そうだったので家に帰ってから少し調べてみたのですが、どうやらこれは無病息災の神様とされる保生大帝のお誕生日を祝うパレードなのかも。この行事はもともと台南の学甲というところにある慈清宮が主催して行われるもので、現在は台北市の保安廟でも行われているそうです(詳細はこちら)が、台中にある保生大帝を祀る保元宮の信徒の方々が、毎年旧暦3月10日~15日に台中市内の他の宮へ保生大帝をお連れして挨拶に回るらしい。旧暦の3月15日がお誕生日なのだそうすが、今日は旧暦で言うと3月11日ですのでまさにこれは保生大帝さまのお誕生パレードだと思われ(あくまでSara的推測。受付嬢は『おばあちゃんなら詳しいことを知っているので今度聞いてきます』と言っていました。新しい情報が入り次第追記します)。

 いろいろ調べた結果、この保生大帝さまのパレードを先導するのは七爺、八爺、金山爺、銀山爺という4人の神様だそうで、邪悪なものたちを蹴散らしながら行列の先頭を歩くのだというお話。保生大帝さま自身はこの列の後方にいる花車の中にいたらしい、と帰ってきてから知った私。まったくノーマークでしたよ。保生大帝さま、本当に失礼したよ。いまさらですが、ハッピーバースディ♪(あ、厳密に言うと誕生日は3日後だから、まだなのか)

 ちなみに、

七爺:ベロンと出た長い舌が特徴。
    首吊りをしたので舌が出ているのだとか。神様軍団の中でもひときわノッポ。
八爺:巨大な神様軍団の中で一際小さくて黒い顔。
金山爺:真っ赤な顔が特徴。神様の財政管理を担当。
銀山爺:緑の顔が特徴。金山爺と共に神様の財政管理を担当。

ということですが、となると右は顔は黒っぽいけど背は高いので銀山爺?左は・・・誰?!舌は出してないし、顔赤くないし・・・4人全員に遭遇できなかったことが改めて悔やまれます。後ろ姿も勇ましかった!f0222454_13552780.jpgf0222454_13561611.jpg

 ちなみに、七爺と八爺は、長崎の中国盆の行事にも登場するらしい。こうやっていろいろ調べると、ますます面白くなってくるナァ。台湾には神様が登場するお祭りはほかにもたくさんあるようなので、またチャンスを見つけていろいろ調べてみるのも面白いかも。
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by sara-taiwan | 2011-04-13 23:27 | 台湾の行事