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Pray for Japan.

 あの日、お友達からのメールで日本に大きな地震があったことを知りました(日本に出張中の我が夫は大丈夫か?というメールだったのですが、彼は地震発生2時間前の便で成田から台湾に向けて出発済みでした)。我が家のテレビではNHKが見られるのですが、生中継される津波の映像は本当に惨すぎた。私は本当になすすべなく「皆、早く逃げてほしい」とテレビの前で祈ることしかできませんでした。幸い私の家族や友人には地震の直接的な被害を受けた人がいませんでしたが、もしあの中に家族がいたら・・・、津波が向かっているその先に、自分の家や思い出の場所があったなら・・・と思うだけで、恐怖で身がすくむ思いです。被災者の方、そのご家族やご友人の方々のお気持ちは、本当に計り知れません。心よりお見舞い申し上げます。また、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 地震発生当時、台湾のテレビでも地震や津波の様子をずっと放送していました。台湾の人たちは普段からとても親日的と感じることが多いですが、あれ以来マンションのお掃除のおばちゃんたちに会うたびに皆口々に「あなたの家族は大丈夫だったのか?」と言葉をかけてくれます(おばちゃんたちとは顔なじみではありますが、普段は挨拶程度で立ち止まって話したりすることはなかった)。私の住むマンションにも先日、義援金の募金箱が設置されました。台湾では各地でチャリティーイベントが行われているようで、今夜はチャリティー特別番組『相信希望 Fight & Smile』を放送予定だとか。それから、私が以前住んでいた香港では、スターバックス全店が今日3月18日の15時~17時の売り上げ金の全額を今回の地震の災害復興のために寄付するそうです。

 すでにいろんな国のメディアでも言われているようですが、日本人の冷静さや秩序立った様子には台湾の人も讃えているようです。これだけの状況下においても被災地では暴動や略奪もなく、被災した人は皆冷静で、泣き叫んだり取り乱したりすることなく、インタビューに答えていること。きちんと列を作って並んでいること。多くの企業や商店で、さまざまな物資を無料や安価で提供したりしていること。日本人の私にとっては「まぁこういう状況だから、あるだろうな」と思うようなことも、台湾人にはとてもビックリすることみたいです。被災地から脱出する人たちの車の列の映像をテレビで見たという私の中国語の先生は、被災地から出て来る方面の車道は車でいっぱいになっているのに、車がほとんど通っていない被災地へ向かう道を逆走する車が一台もいなかったことに、とてもビックリしていました。日本にいるとあまりそんな風に思うことはないですが、日本人って本当にすごい、と改めて思った私でした。

 日本で被災地から遠くに住む方たちも思いは同じだと思いますが、私も日本人としてなにかしてあげられるはずなのに、と悔しく、こんなときに日本にいられないことに申し訳ない気持ちになったりもしています。日本を離れている以上、こういうときなにがいちばん必要かをもっと前から考えておく必要があったかも。とりあえず義援金を振り込むくらいしか思いつきませんが、これからも自分にできる支援の形を考えてみたいと思います。

 時間はかかっても、きっと復興します。早く皆が普通の生活に戻れますように。日本や世界のみんなのエールの気持ちだけでも、被災地の方々の勇気や元気のタネになればいいナ、と思います。
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by sara-taiwan | 2011-03-18 13:52